コツはコツコツやること (1)

中国語を教え始めたころ、「中国語がうまくなるコツは何ですか」とある生徒さんに聞かれました。教える経験がまだ浅い私は少し考えてから、「コツコツやることでしょう」と答えました。

よく考えてみたら曖昧な返事でしたね。しかし、今でもそう思ってるのです。学習法がないと言っているわけではありません。私が言いたいのは、たゆまず、あきらめず努力し続けることが大事だということです。いくら良い学習法を知っていても粘り強く頑張り続けなければ何もならないのです。

さて、学習法はいくつもあると思いますが、私の「お気に入り」の方法をいくつかご紹介させていただきます。中国語に限らず、英語にも(実はどの外国語にも)、適用できる方法だと思います。

今日は「音読・朗読」についてです。

言葉の勉強なので、声に出して読まなければなりません。文の構造などを完全に理解できたといっても音読の練習を繰り返さなければ上達にはならないでしょう。音読することで「聴く」、「話す」、「読む」という三つの力を磨くことができます。

また、我々は大概、習っている外国語に日常で接するチャンスが少ないので、自分で機会を作るしかありません。声に出して読むことはそのチャンスの一つになります。

音読にはもう一つメリットがあります。それは自信を築くことです。やはり、自分で繰り返して言ってみなければ、実際に使おうと思ったときにビクビクしてしまいます。ですので、できれば大きい声で読んだほうがいいでしょう。

実は、「音読」にとどまらず、できれば「朗読」もしましょう。言葉というものはあくまでも考えを伝える道具なので、生き生きしたイントネーションが重要になります。

もちろん、自己流に読めば変な発音の癖が付いてしまう危険があります。そこで、録音を聴いたり先生に直してもらったりすることがとても大事です!

ここで少し私自身の日本語学習の経験をお話したいと思います。

いつも各課の新出単語を声に出して読みながら紙に書く練習からスタート。何度も何度も書きました。それから本文に入り、意味がちゃんと分かるように解説文を読んだり、辞書を引いたりしました。さらに本文を最初から最後まで繰り返し音読しました。平均何回読んだのか覚えていませんが、とにかく歌を歌っているつもりでスラスラ読めるように何度も読んだのです。暗記するつもりはありませんでしたが、読んでいるうちにたくさん覚えてしまったのかもしれません。

音読が嫌いな人には辛い作業なのでしょうが、その楽しさを何とか見つけてほしいです。なぜかと言えば、上に書いたように、これは「聴く」、「話す」、「読む」力を高める早道です。そして、たくさん音読しているうちに、無味乾燥の文法も案外覚えてしまうのです。意識的に頭で覚えるのではなく、知らないうちに体で覚えるのです。

自慢できるレベルの日本語ではないのにたくさん書いてしまい実に恥ずかしいですが、皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

それではまた次回に!

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