紛らわしい中国語ー再、又、还の違い

“再见”zàijiànという言葉はなぜ「さようなら」のことなのかご存知ですか?そうですね、また会うという意味なのです。では“再”の代わりに、似ている表現の“又”yòu、“还”háiに変えて、“又见”yòu jiàn 、“还见”hái jiàn と言っても大丈夫でしょうか。“再”、“又”、“还”の使い方に悩んだことがあるでしょう。この3つの紛らわしい副詞の正体を解き明かしましょう!

“再”、“又”、“还”、それぞれに複数の意味がありますが、ここでは一番混乱しやすい重複を表す意味だけ見ます。すこしややこしいですが、できるだけ簡単に説明します。

次の例を見て、この3つの副詞について考えてみましょう。

例1a)

Wǒ míngtiān zài gěi tā dǎ diànhuà.
我明天再给他打电话。
我明天再给他打电话
私は明日また彼に電話する。

例1b)

Wǒ jīntiān yòu gěi tā dǎ diànhuà le.
我今天又给他打电话了。
我今天又给他打电话
私は今日また彼に電話した。

例1c)

Wǒ míngtiān hái gěi tā dǎ diànhuà.
我明天还给他打电话。
我明天还给他打电话
私は明日また彼に電話する。

3つとも「また」に訳せばいいです。では違いは何でしょう。“再”、“又”、“还”、それぞれにどんな性質があるのでしょうか。

それの説明に入る前に、まず理解して頂きたいことがあります。“再”、“又”、“还”の文章は、ほとんど事柄1と事柄2という2つの部分に分けられます。ただ、複文でない場合も多いので、そうは見えないかもしれません。今の3つの例にも、はっきりした前節はないけれども、確実に「前半」の事柄があります。明日また電話するというのは、前提として、前に一度電話をしたのです。一回目の電話はまさにその隠れている事柄1です。“再见”という超短い挨拶にもなんと「前半」があるのです。今会っているということです。今すでに会ったという事実があってこそ次回会おうという挨拶が成り立ちます。

基本の性質

ではこの3つの副詞の性質を分析してみましょう。次の3つのキーポイントに注目します。

1)対立的なのか相補的なのか

“再”と“又”は、対立的な意味を持ち、“还”は相補的な意味を持ちます。これはどういうことかというと、“再”と“又”の場合、前節と後節はそれぞれ独立したもので、繰り返しを表します。一方、“还”の場合、動作の継続、状態の持続、または追加や拡大を表します。前節と後節は一つの大きい単位として見るのです。従って、日本語に訳すと「また」以外にも、「その上」、「更に」、「その他」、「まだ」、「相変わらず」などとなる場合が多いです。

2)過去、現在、未来

“再”は未来のことにしか使われません。“又”は過去と現在のことに使われます。“还”は過去、現在、未来のことに使うことができます。ここで説明しておきたいことがあります。中国語では時制がなく、文法上過去形なんてありません。我々は過去形や現在形など、そういうようなことを考えていません。ここで言う「過去」、「現在」、「未来」というのは、単なるすでに実現したこと、現在起こっていること、未来起こることというような概念だけで、日本語や英語で言う時制の過去形などではありません。中国語では時制がないため思考のパターンが少し違います。過去なのか未来なのかのことについて少し余裕を持って考えたほうがいいでしょう。あまりに時制に拘ったら鬱陶しくなるかもしれませんよ。

3)併存や同時発生が可能かどうか

“又”と“还”の文では、事柄1と事柄2が同時に存在したり、起こったりすることは可能ですが、“再”は、併存する事柄に使えず、事柄1が終わってから事柄2が起こります。

今お話した違いを理解した上で先程の例をもう一度考えてみましょう。1a)の“明天再给他打电话”と1c)の“明天还给他打电话”は両方とも起こっていない動作で、この点においては意味はまったく同じですが、微妙に違います。1a)では、今日電話しましたが、明日もう一度電話します。二回の電話は別々の動作として考え、今日電話したその動作は一旦終わって、明日繰り返します。1c)では、今日電話した、明日も電話する、今日の続きとして明日もするということです。

また、“再”の場合、もう一つ可能なシナリオがあります。今日は電話するのをやめて、明日まで延ばすという意味もあります。日本語で言えば、「〜てから」という意味です。これで“还”との違いがもう少し分かっていただいたのでしょうか。この2つの文の違いをもう一度まとめて言えば、“还”の文は前の動作の続きを表すのに対して、“再”は同じ動作をもう一度すること、または動作を後で行うことを表します。

1b)の“今天又给他打电话”は一番理解しやすいでしょう。実現したことなので、“又”を使います。

他の例を見ましょう。

例2a)

Wǒmen míngnián zài cānjiā bǐsài.
我们明年再参加比赛。
明年再参加
私達は来年また試合に参加する。

例2b)

Wǒmen jīnnián yòu cānjiā bǐsài le.
我们今年又参加比赛了。
今年又参加
私達は今年また試合に参加した。

例2c)

Wǒmen míngnián hái cānjiā bǐsài.
我们明年还参加比赛。
明年还参加
私達は来年また試合に参加する。

この3つの例は、先程の例と同じです。2a)の“明年再参加比赛”では、今年の試合は終わり、来年同じことを繰り返すというニュアンスで、今年試合に参加することと来年試合に参加することはそれぞれ別々の独立した動作です。或いは、今年は参加せずに、来年になってから参加するというふうに理解することもできます。それに対して、2c)の“明年还参加比赛”では、今年参加した、来年もまた、今年と同じく参加します。継続を表し、二回の試合を一つのものとして考えて二段階に分けて行うというニュアンスです。

2b)の“今年又参加比赛”は簡単です。実現した動作なので“又”を使います。

ここまでは簡単でしょう。では次の例はどうでしょうか。

例3)

Tā xuéxí Hànyǔ, (  ?  ) xuéxí Yīngyǔ.
她学习汉语,(  ?  )学习英语。
学习汉语英语

括弧にどの副詞が入るでしょう。まず意味を考えてみましょう。「彼女は中国語も学ぶし、英語も学ぶ」という意味とします。この意味だと“又”も“还”もすんなりと理解できます。

例3b)

Tā xuéxí Hànyǔ, yòu xuéxí Yīngyǔ.
她学习汉语,又学习英语。
学习汉语又学习英语
彼女は中国語も学ぶし、英語も学ぶ。

例3c)

Tā xuéxí Hànyǔ, hái xuéxí Yīngyǔ.
她学习汉语,还学习英语。
学习汉语还学习英语
彼女は中国語も学ぶし、英語も学ぶ。

“再”だったらちょっと違和感があります。

例3a???)

Tā xuéxí Hànyǔ, zài xuéxí Yīngyǔ.
她学习汉语,再学习英语。
学习汉语再学习英语
彼女は…?

まず“又”と“还”の方を分析します。先程述べた“又”と“还”の性質を見ましょう。両方とも併存するものに使われますが、“又”は独立した意味を、“还”は相補的な意味を持ちます。従って、“她学习汉语,又学习英语”の文では、中国語と英語は別物として考えられるのに対し、“她学习汉语,还学习英语”の文では、一つのカテゴリとして(語学/勉強)考えられます。言い換えれば、“又”の文なら、中国語と英語の違いに着目するのに対して、“还”の文なら、それらの共通点に着目します。

“再”ならちょっと違和感があるのはなぜでしょうか。先程説明したように、“再”は前節と後節の事柄が同時に起こることはありません。前節が終わってから後節が起こります。すなわち、“她学习汉语,再学习英语”と言うと、彼女は中国語を勉強してから英語を勉強すると捉えられます。大丈夫なようですがなんとなく訂正したくなる文です。もしそのような意味だったら、次のような言い方のほうがマシです。

例3a)

xiān xuéxí Hànyǔ, zài xuéxí Yīngyǔ.
学习汉语,再学习英语。
先学习汉语再学习英语
彼彼女はまず中国語の勉強をしてから英語の勉強をする。

似ている文を見ましょう。

例4a)

Wǒ chī le píngguǒ, zài chī xiāngjiāo.
我吃了苹果,再吃香蕉。
吃了苹果再吃香蕉

和訳
私はりんごを食べてからバナナを食べる。

例4b)

Wǒ chī le píngguǒ, yòu chī le xiāngjiāo.
我吃了苹果,又吃了香蕉。
吃了苹果又吃香蕉

和訳
私はりんごを食べ、またバナナも食べた。

例4c)

Wǒ chī le píngguǒ, hái chī le xiāngjiāo.
我吃了苹果,还了吃香蕉。
吃了苹果还吃香蕉

和訳
私はりんごを食べ、またバナナも食べた。

4b)の“我吃了苹果,又了吃香蕉”と4c)の“我吃了苹果,还了吃香蕉”は両方ともりんごも食べて、またバナナも食べたということですが、些細な違いは何かというと、“又”の場合、りんごとバナナを違うものとして思い、“还”の場合、一つのカテゴリとして思い、範囲の拡大を表します。4a)の“我吃了苹果,再吃香蕉”だと、りんごを食べてからバナナを食べるということです。

では次の例だとどうでしょうか。

例5a)

Tāmen de háizi hěn kě’ài, zài hěn cōngming.
他们孩子很可爱,再很聪明。
可爱再聪明

和訳
彼らの子供は…??

例5b)

Tāmen de háizi hěn kě’ài, yòu hěn cōngming.
他们孩子很可爱,又很聪明。
可爱又聪明

和訳
彼らの子供は可愛くて賢い。

例5c)

Tāmen de háizi hěn kě’ài, hái hěn cōngming.
他们孩子很可爱,还很聪明。
可爱还聪明

和訳
彼らの子供は可愛くて賢い。

どれが大丈夫なのか、どれがだめなのか、考えてみませんか?

5b)の“他们孩子很可爱,又很聪明”と5c)の“他们孩子很可爱,还很聪明”は大丈夫ですが、5a)の“他们孩子很可爱,再很聪明”だとだめです。その理由は分かりますか?そうですね、“再”は前節の事柄が終わってから後節の事柄が起きるという意味を表すので、ここでは“再”は使えません。

ここまで述べたのは根本的な違いです。でもこの3つの副詞の違いはそう簡単なはずがないでしょう。それぞれにその他にも面白い特徴や規則があります。たくさんは紹介できませんが、一つづつ見ていきます。

個性的な特徴

お願いや命令などに使われる“再”

例6)

Jīntiān màiwán le, nǐ míngtiān zài lái ba!
今天卖完了,你明天再来吧!
明天再来
今日は売り切ったので明日また来てください。

例7)

Qǐng nǐ zài shuō yībiàn.
请你再说一遍。
再说一遍
もう一度言ってください。

これらの文では、“再”しか使われません。発生していないことなので“还”も使えると思われがちですが、“还”は命令やお願いに使われません。“又”は未来のことに使わないので、ここではもちろんだめです。

必ず実現する状態を表す“又”

例8)

Míngtiān yòu xīngqī yī le.
明天又星期一了。
又星期一
明日はまた月曜日だ。

例9)

Míngtiān yòu yào shàng bān le.
明天又要上班了。
又要上班
明日また会社に行かなくちゃ。

“又”は未来のことに使われないとついさっき言ったところですが、なんと嘘でした!未来のことに使うケースもあります。未実現のことですが、必ず起こる場合、とくに周期的に発生することの場合、逆に“再”と“还”ではなく、“又”を使います。

不満がいささか含む“还”

例10)

Nǐ hái lái!
你还来!
你还来
また来たの!

ここのシチュエーションでは、あなたがまた来たという単純な事実を述べているだけではなく、「うそ…困ったな、なんでまた来たの」という呆れたニュアンスが含まれます。もう一つ見ます。

例11)

Zhè shǒu gē dōu chàng le sān biàn le, hái chàng a?
这首歌都唱了三遍了,还唱啊?
都唱三遍了
この曲はもう三回歌ったでしょ、まだ歌うの?

もう一つ重要なポイントを見ましょう。能願動詞と一緒に使われる場合、それぞれどんな規則があるのでしょうか。

能願動詞と出逢えば

能願動詞とは、“要”yào、“想”xiǎng、“能”néng、“会”huì、“可以”kěyǐ、など、能力や願望を表す助動詞のことです。これらと一緒に使うとどうなるのでしょうか。例を見ましょう。

例12a)

Wǒ néng zài chī.
我能再吃。
能再吃
私はまだ/もっと/もう少し食べられる。

例12b)

Wǒ bù néng zài chī.
我不能再吃。
不能再吃
私はもう食べられない。

例12c)

Wǒ yòu néng chī le.
我又能吃了。
又能吃了
私はまた食べられるようになった。

例12d)

Wǒ yòu bù néng chī le.
我又不能吃了。
又不能吃
私はまた食べられなくなった。

例12e)

Wǒ hái néng chī.
我还能吃。
还能吃
私はまだ食べられる。

例12f)

Wǒ hái bù néng chī.
我还不能吃。
还不能吃
私はまだ食べられない。

これらの例から分かるように、“再”は、能願動詞の  に来るのが普通で、“又”と“还”は、能願動詞の  に置くのが普通です。つまり、“再”がかかっているところは 動詞だけ で、“又”と“还”がかかっているのは 「能願動詞+動詞」 というセットです。少しややこしいので例を何回か見るのをお勧めします。

しかし、これも基本的な規則だけで、例外もあります。

例13a)

Shàng xīngqī měitiān dōu chī jiǎozi, zhè xīngqī bùnéng zài chī jiǎozi ba?
上星期每天都吃饺子,这星期不能再吃饺子吧?
不能再吃饺子
先週毎日餃子を食べていたので、今週また餃子を食べることはないでしょ?

例13b)

Shàng xīngqī měitiān dōu chī jiǎozi, zhè xīngqī bùnéng yòu chī jiǎozi ba?
上星期每天都吃饺子,这星期不能又吃饺子吧?
不能又吃饺子
先週毎日餃子を食べていたので、今週また餃子を食べることはないでしょ?

例13c)

Shàng xīngqī měitiān dōu chī jiǎozi, zhè xīngqī bùnéng hái chī jiǎozi ba?
上星期每天都吃饺子,这星期不能还吃饺子吧?
不能还吃饺子
先週毎日餃子を食べていたので、今週また餃子を食べることはないでしょ?

この場合、“又”、“还”が能願動詞の後に置くことが可能になっているのは、「また」(“又”)プラス「餃子を食べる」(“吃饺子”)という2つの要素を一つのセットとして見て、「餃子をまた食べる」ということをまとめて強調して否定しているからです。

また、強調したい場合、副詞を2つ使うこともあります。例えば、

例14)

Wǒ hái néng zài chī.
我还能再吃。
还能再吃
私はまだ(もっと)食べられる。

知っておけばお得!

おまけににもう一つ知っておけばお得なポイントも紹介したいです。先程もお話したように、中国語では時制がありません。あることが過去かどうかはそう簡単に言い切ることができなく、多様な解釈ができる場合が多いのです。ところが、我々は実はある規則に沿っています。「時間参照点」という規則です。ただそれは無意識的に守っている規則で、ほとんどの人は、「時間参照点」なんて気づいていないでしょう。次の例を見ましょう。

例15)

Shàng xīngqī wǒ qù kàn tā, tā hái hěn jiànkāng. Méi xiǎngdào zuótiān wǒ zài qù zhǎo tā, tā yǐjing bìng de nàme yánzhòng le.
上星期我去看她,她还很健康。没想到昨天我再去找她,她已经病得那么严重了。
病得严重
先週彼女に会いに行ったとき、彼女はまだ元気だった。昨日また会いに行ったらもうあれほど重病だと思わなかった。

この文では、「昨日また彼女に会いに行った」というところは、すでに起こったことにも関わらず、“再”を使うのがなぜでしょう。時間参照点が「昨日」より前の時点だからです。昨日の訪問は二回目で、その前に先週の一回目の訪問がありました。一回目が参照点なので、その一回目(先週)の時点からすれば二回目(昨日)は未来になり、“再”を使います。

もう一つ面白いのを見ましょう。

例16a)

Rúguǒ xiàcì kǎoshì zài bù jígé, wǒ jiù yào jiàn nǐ fùmǔ le.
如果下次考试再不及格,我就要见你父母了。
再不及格
今度また不合格だったらご両親に会わせてもらう。

例16b)

Rúguǒ xiàcì kǎoshì yòu bù jígé, wǒ jiù yào jiàn nǐ fùmǔ le.
如果下次考试又不及格,我就要见你父母了。
又不及格
今度また不合格だったらご両親に会わせてもらう。

例16c)

Rúguǒ xiàcì kǎoshì hái bù jígé, wǒ jiù yào jiàn nǐ fùmǔ le.
如果下次考试还不及格,我就要见你父母了。
还不及格
今度また不合格だったらご両親に会わせてもらう。

この文では、“再”、“又”、“还”どっちでも構いません。未来のことだから“再”も“还”も大丈夫であることは理解しにくくないでしょう。ところが、すでに実現したことでもなく、必ず起こることでもないのに、“又”も使えるのはなぜでしょうか。時間参照点から考えれば分かります。“又”の場合、時間参照点が「ご両親に会わせてもらう」という時点です。つまり、今その未来の時点に立っていて話しているので、その未来からすれば、あなたが不合格したことはもう発生したことなので、“又”も大丈夫です。

どうでしょうか。頭の体操を一生懸命やってきた気分になっていますか。(笑)

問題に戻ろう

さて、このレッスンの始めに出した問題に戻ります。“再见”の代わりに“还见”、“又见”と言ってもいいですか。どう思いますか。

より長い文の中に出るのであれば、いろいろありえます。例えば、

例17)

Wǒmen yòu jiàn miàn le!
我们又见面了!
又见面了
また会いましたね!

例18)

Nǐ yǐhòu hái jiàn tā ma?
你以后还见他吗?
还见他吗
あなたはこれからまた彼に会いますか?

しかし、「またね」、という「さようなら」を表す挨拶としてはやはりおかしいでしょう。なぜ“再见”という挨拶を言うかというと、今会いましたが、これからしばらくの間会わない、会うという動作は一旦終わってから将来のあるときにもう一度行うということなので、“再”だけがぴったりで、“又”も“还”も無理でしょう。

“再”、“又”、“还”は3つともとても使用頻度が高い副詞で、実際の使用状況はこれより多様で複雑ですが、一番重要なポイントをピックアプしてできるだけシンプルに整理してみましたので、お役に立てれば嬉しいです。

練習問題にもぜひ挑戦してみてくださいね。それでは、皆さん、また次回、再见!

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