春節拝年

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お正月が終わったばかりで、春節が近づいてきました。年末年始は世界中の人々がクリスマスとお正月を迎えるのにバタバタでしょうが、春節を祝う国々ではこの時期、特に祝日が連続しているように感じます。

今年の旧正月は新暦の1月31日に当たり、かなり早いです。新暦正月の「Happy New Year」の挨拶がまだ消えていないのに、町にはもうチャイニーズニューヤーの曲が流れていました。いや、友達によると、クリスマスが終わったとたん、流がし始める店もあったらしいです。新年は二回迎え、どれもが大事ですが、民間ではやはり旧正月の方が重視されています。

さて、去年私は春節の挨拶を紹介いたしましたが、今年は春節の習慣―“拜年”(bài nián)について書いてみたいと思います。(春節の挨拶はこちら

“拜年”とは、新年のお祝いを述べることです。新年に、親戚の家を回って挨拶をするのです。“拜年”の習慣は地方によって違ったりしますが、ここではシンガポールの習慣を紹介いたします。

誰の家に行くかとその順番

まず、だれの家に行くか、そしてどの順番で行くかは、大抵その人との関係によります。まず“初一”(chūyī 正月一日)に行くのは旦那の両親の家です。子供からすると、“爷爷”(yéye)、“奶奶”(nǎinai)の家です。(家族関係はこちら)つぎに、妻の両親、つまり、子供の“外公”(wàigōng)、“外婆”(wàipó)のところです。妻の実家は“初二”(chū’èr 正月二日)に行く場合もありますが、シンガポールは狭くて、回るのにそれほど時間がかかりませんので、同じ“初一”に行く人もいます。両方の実家の後、他の親戚、世話になった人や友達の番になります。一軒ずつ訪ねていく普通の“拜年”のほかに、集団などが行う“团拜”(tuánbài)もあります。みんな集まって一緒に新年を祝う新年会のことです。

何を持っていくか

シンガポールでは、“拜年”の贈り物はミカン二つです。これは、広東潮汕から持ってきた習慣らしいです。ミカンは、中国語では“柑”(gān)と言いますが、“橘子”/“桔子”(júzi)とも言います。“桔”は“吉”(jí)の発音に近いので、新しい年に全て“大吉大利”(dà jí dà lì 大吉で順調である)になりますようにという願いが込められています。なぜ二つかというと、偶数は吉だと思われ好まれているからです。(なぜ偶数かはこちらをご覧ください。)ミカン専用の可愛い袋もあります。お礼として相手も同じくミカンをくれます。ミカンの交換になりますね。

紅包 (hóngbāo)

これは子供たちが一番期待するところです。年長の人が年下にあげるお年玉のことですが、基本的に結婚していないならもらえます。独身の人が増えていますので、あげるかあげないか、もらってもいいかもらわない方がいいか、気まずいケースも多いようです。逆に、結婚したら、出す立場になります。親にも、自分の子供にも、そして“拜年”してくる子供たちにも上げます。親戚と知り合いが多い人にとっては、負担が重いですね…!

避年(bì nián)

近年、“拜年”ではなく、“避年”をする人が増えています。国に残って普通に春節を過ごさずに海外旅行をすることです。何を避けるかといと、親戚からの切りのない質問です。結婚していない人は、「いつ結婚するの」、そして結婚している人は、「いつ子供を生むの」といったような質問をされるのが普通なのです。また、“红包”を関係が遠い子供たちにまでたくさん配らないといけない人にとって最適な逃げ道かもしれません…もちろん、ただ長い休暇をうまく利用して旅行したいという人も多いのではないかと思います。

皆さん、拜年の経験がありますか?面白い経験があれば是非お聞かせください。

それでは、新年快乐(xīn nián kuài lè),恭喜发财(gōng xǐ fā cái)

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